
Winserver(ウィンサーバー)は、サービス名のとおり「Windows Server」に特化したサービスを提供しています。
この記事ではWinserverの評判や口コミ・使ってみた感想・使い方などを徹底解説していきます。
Winserver VPSとは【Windows Serverに特化したVPSのこと】

Winserverとは、Microsoft パートナーとしてWindows Serverに特化したVPS専門のサービスを提供している企業です。
Microsoftとパートナー契約を結んでいるので、Windows運用のプロフェッショナル集団と言えます。
Winserverが提供しているサービスは下記の4つです。
- FX専用VPS
- Windows VPS
- 仮想デスクトップ
- 専用サーバー
FX専用VPS
FX(特に自動売買)での取引に最適なVPSです。
FXは常に価格が変動するので、ここ!と思っても約定に時間がかかると滑ってマイナスに…なんてことがあります。
それを可能な限り抑えてくれるVPSがFX専用VPSです。
Windows VPS
Windows VPSではあなた専用の仮想サーバーを作成し、管理者権限を使うことができるサービスです。
例えるなら、専用サーバーは「一軒家」、共用サーバーは「シェアハウスの一室」、VPSは「マンションの一室」とイメージするとわかりやすいですね。
このように、1台の物理サーバー(建物)を複数のユーザーで共有する点は、共用サーバーもVPSも同じです。
ただし、共用サーバーでは、サーバー内の複数のユーザーでリソース(共有スペース)を共有しますが、VPSではあなた専用のサーバー領域を作成するため、他のユーザーの影響がグッと少なくなります。
使い勝手もことなり、共用サーバーでは、サーバーの設定を自由に変更することはできませんが、VPSではWindows Serverの管理者権限が使えるため、OS上で可能な操作を自由に行うことができます。
システム設定からログ調査などのサーバーの設定・環境構築・運用まで、自由に決めて実行でき、ソフトウェアなどのインストールも自由に行うことができます。
Windows VPSはサーバーの設定を自由に行いたい場合におすすめのサービスです。
仮想デスクトップ
仮想デスクトップとは、Winserverが運営するサーバー上にあなた専用のデスクトップを作成することができるサービスです。
仮想デスクトップは、リモートデスクトップ接続のアプリにて、デバイス(PC/スマートフォン/タブレット)やOS(Windows/Mac、iOS/Android)を問わず、簡単にデスクトップへ接続することができます。
インターネット環境さえあれば、いつでもどこからでもWindows環境を利用できるため、テレワークや外出先からExcelやPowerPointなどのMicrosoft Officeアプリケーションなど普段と変わらないアプリ使えます。
最大の利点は24時間稼働させても電気代がかからないこと‥!FX運用にとくにおすすめです。
個人で使うなら仮想デスクトップがベスト!
共用サーバー
Webサイトやブログを始めたい方におすすめです。サーバーの専用知識は不要でお手軽に利用できます。Windows Serverは「2012, 2016, 2019」の3つから選択できます。
共用サーバーとは、1台のサーバーを複数のユーザーが共同で利用するサービスです。
専用サーバーは「一軒家」、VPSは「マンションの一室」、共用サーバーは「シェアハウスの一室」とイメージしてみてください。
一軒家やマンションの場合、家具や家電は基本的に自分で揃える必要がありますが、シェアハウスの場合、家具や家電は元々用意されており、建物の管理等も管理会社が実施してくれます。
共用サーバーもシェアハウスと同じイメージです。
ユーザーとリソースを共用するので、専用サーバーと比べて手頃な価格で利用できるのが特徴です。
注意点としては、共用サーバーでは、サーバーの設定に必要な権限はないため、自由にソフトをインストールするなどはできません。
サーバーを自由に設定したい場合は、VPSや専用サーバーの利用がおすすめです。
専用サーバー
レンタルサーバーやVPSと呼ばれるサービスは通常複数契約者(第3者)が共存している形がほとんどですが、専用サーバーは物理的にサーバー1台をあなたのためだけに用意してくれるサービスです。
サーバー運用・保守はとにかくコストがかかります。
高性能サーバーの性能を維持するだけでもコストがかかりますが、ウィンサーバーの専用サーバーは初期費用110,000円~、月額料金15,400円~と破格の安さでサーバーを確保・運用することが可能です。
Winserver VPSのサービスごとの料金プラン
Winserverの各サービスにかかる料金プランをまとめました。
FX専用VPS

Windows VPS

仮想デスクトップ

共用サーバー

専用サーバー

各サービスで紹介したプランは一部に過ぎません。
かなり細かなプラン選びができますので、プランをもっと見てみたい方はウィンサーバーのページを見てみてください。
\ 詳しく見る /
Winserver VPSの評判【良い評判・悪い評判】
Winserverの評判(口コミ)についてまとめてみました。
使っている人の評価は上々
winserverも魅力的ですねー
昔、仮想環境試すためだけに持ってました。
technetを友達と契約してて— なかちゃん@フリーランスなイルマくん (@nakachan596) May 31, 2022
今からやることリスト(上から)
– PLCのレポート
– 放置してるPICのプログラム
– いい加減MySQLインストールせんかい
– いい加減ブログ立てんかい
– デスクトップのRAM64GB化
– WinServerを入れてリモートでいい感じにいい感じする
– マスコンのモックのモデリング(続き)— Siro_256 (@ffffff_256) May 9, 2022
サポートが優秀
ウィンサーバー、前払い5月末解約なのに5,6,7,8月も請求来てるって言ったら、「システムトラブルで解約処理が完了していませんでした、その分全額返金します」ってきた。
サンキュー、ウィンサーバー。
グッバイ、ウィンサーバー。
フォーエバー、ウィンサーバー。— 👩💻Axe1lyze(あくせらいず) (@axe1lyze) August 31, 2022
ウィンサーバー、接続制限などというものがないのでおすすめ。
あとなんか管理してる方たちが良いように言うとすごくフレキシブルなので、話すと色々助けてくれる。— とらい✨@非公式 精霊95 (@trystar) August 13, 2022
うぉ、サーバー業者に問い合わせたら、即効で対応したとメールが来て、使えるようになった。最高だ!ウィンサーバー使える。https://t.co/GavVSCKRdn
— イデツヨ@革・ものづくりの人 (@tsuyoshi_ide) March 6, 2019
Winserverの評判はサポート面が優秀という口コミが多い印象でした。
サポートの良し悪しはユーザーのレベルでどうしても悪くなりがちになる傾向がありますが、悪い評判においてサポートがらみの口コミが見当たらない点は契約を考えている人にとって安心できる要素のひとつではないでしょうか?
Winserver VPSをレビュー【利用方法~サポート】
Winserverが提供している仮想デスクトップを使ってみた感想をレビューしていきます。今回はいま需要が大きいFXを中心とした内容でご紹介します。
申し込み方法・プラン選び・支払い方法
こちらの内容については下記の記事で詳しく説明をしていますのでここでは省略します。申込み内容をまずみたいという方はこちらをご覧になってください。

VPSが不調になった場合
VPSの動作が何だかおかしいかな‥。と思った場合、遠隔操作でサーバーを再起動してみましょう。
VPS管理メニューで簡単に再起動ができます。画面もシンプルで分かりやすいです。

ログインする際はPDFに記載されている情報を使います。

ステータスが:稼働中以外はVPSが動いていない状態ですので、「シャットダウン」をクリックしその後「起動」をクリックしましょう。

利用状況の確認
契約情報などは下記のURLからログインします。
https://www.winserver.ne.jp/mypage
ログインする際はPDFに記載されている情報を使います。

利用状況管理画面はシンプルで分かりやすい画面です。

サーバーの追加
ウィンサーバーは運用したいサーバーを追加契約することができます。

Windows VPSを使っているけど、仮想デスクトップやFX専用VPSも使いたい‥など柔軟な対応ができます。
サポート
ウィンサーバーのサポートは手厚く丁寧な評判で有名です。

松本 葵サポートを利用しましたが、リモート接続の方法で困ったときがあったので問い合わせたことがありますが、説明が分かりやすく印象が良かったです。
電話でのサポートは時間が限られていますが、メールでの問い合わせだといつでも受け付けています。回答も早くわかりやすいので初心者こそウィンサーバーは使うべきVPSだと思いました。
解約方法
利用状況管理画面からボタンクリックで解約ができます。解約が分かりやすい企業は信頼度もバツグンですよね?

トライアル利用の段階で解約をする場合はサポートへメールで申し出る必要があります。手間に感じますが、14日以内にメールで解約の旨を伝えればOKです。もちろんセールスなど引き留めに合うようなこともありませんよ。
Winserver VPSのメリット・デメリット
Winserverのメリット・デメリットをまとめました。
デメリット
- お試し体験がないプランがある
- お試し後はメールでキャンセルを申し出る必要がある
- 公式以外の設定ノウハウが少ない
- 最低契約期間が3ヵ月(1ヶ月プラン選択時のみ)
- 営業時間は平日の9~12時、13~17時のみ
デメリットについて2点補足
- 少し手間ですが、お試し体験自体は一度お試し体験があるプランで申込んで使うことは可能
- サポート時間は平日のみですが、メールであれば24時間受け付けているので問題や疑問が生じたときはメールを投げておくとスムーズ
メリット
- Microsoftパートナーが運営しているWindowsサーバー
- サポートの充実
- サポートスタッフの質が高い
- 申し込み前でも相談に乗ってもらえる
- 5つの用途別サービスが用意されており選びやすい
- 料金プランが細かくコストを重視しやすい
- WordPressブログのインストールも簡単
ウィンサーバー(Winserver VPS)で良くある質問
Winserver VPSを契約するときに疑問に思う点をまとめました。
支払い方法は?
- 銀行振込
- 口座振替
- クレジットカード決済
クレジットカード決済につきましては、サービス開始月の月末までの料金が無料となります。
月の途中で申込んだ場合料金はいつ発生する?
支払い方法で変わってきます。こちらでも記載しましたが、詳細についてはウィンサーバー公式サイト(良くある質問:契約・料金について)もかならずご確認ください。
銀行振込の場合
申込み時に1ヶ月分のご利用料金を前払い(振込み)、サービス更新日は開始日より1ヶ月後となります。
クレジットカードの場合
申し込み月(サービス開始日~当月末日まで)は無料になります。
利用料金はサービス開始月の翌月1日~翌月末日分となり、サービス更新日は翌月末日
口座振替
口座振替には別途手続きが必要。引落口座の登録が完了するまでは初月の利用料金を含め、銀行振込みで対応します。サービス更新日も銀行振込時と同じタイミングになります。
引落口座の登録が完了したら、サービス更新日は月末日に変更されます。(それまでのサービス更新日から月末日までの料金は無料となります。)
海外在住でも使えるか?
日本国内に連絡可能な住所をお持ちの方だけが使えます。
複数サーバーの契約はできる?
可能です。
サービス開始日の指定はできる?
可能です。申込み時、備考欄に希望の開始日を記載してください。
詳しくはウィンサーバー公式サイト(良くある質問:サービス開始日を指定することは可能?)をご覧ください。
FXで使いたい。どれが良い?
FX専用VPSをご検討ください。
FXなど24時間稼働を想定しているのでおススメです。
Winserver VPS利用時のトラブル解決方法
VPSはリモートデスクトップ接続がメインとなります。ここでエンジニア視点から良くあるトラブルを考えてみました。
- リモートデスクトップ接続ができない
- VNC接続ができない
- そもそも申し込み直後から接続できない
リモートデスクトップ接続ができない
考えられることは5つ
- 接続先のサーバーのIPアドレスが間違っている
- サーバーがフリーズしている
- サーバーがシャットダウンしている
- 端末からサーバーまで通信が出来ていない
- ポートが解放されているか
- 海外から接続している(または通信不可になっている)
接続先のサーバーのIPアドレスが間違っている
入力ミスがほとんどです。
面白話としてエンジニアの場合冒頭のIPアドレスが19と続くと「192,~~」と打ちたくなります(笑)が、再度契約情報に記載されている情報と入力したIPアドレスを照らし合わせてみて下さい。
サーバーがフリーズしている
あなたが使っているパソコンももしかしたら使っているうちに画面が固まって動かせなくなった‥。こんな経験ありませんか?
サーバーも同様で100%ではありません。とは言え、ほとんど起こることはありませんが、ゼロではありません。
サーバーがシャットダウンしている
フリーズした場合と似ていますが、まずはウィンサーバーのVPS管理画面からサーバーのステータス状態を確認しましょう。
端末からサーバーまで通信が出来ていない
VPS管理画面を確認しステータスが稼働中であるにも関わらずリモートデスクトップ接続ができない場合、自宅内のネットワークかルーターなどが原因で通信がうまくいっていない可能性があります。
Windowsのコマンドプロンプトを起動して「ping 100.100.100.100」など契約情報に書かれているIPアドレスへpingを実行してみて下さい。

ポートが解放されているか
最後は少しテクニカルな部分になります。
リモートデスクトップ接続はポート番号3389という番号が使われています。
特に自宅内でネットワークが作られている場合、リモートデスクトップ接続したとき、サーバーが3389で応答してきたとき自宅内のどのパソコンに応答すれば良いかがわかりません。
どのパソコンに応答させたいかをルーターに記憶させる必要があります。ただ、WiMAXやスマホのテザリングを使っている場合は気にする必要はありません。
自宅内でネットワーク(LAN)を作っている場合はどのパソコンに応答させるか設定が必要になる場合があります。
海外から接続している(または通信不可になっている)
今回申し込みしたとき、リモートデスクトップ接続が全くできませんでした。
サポートへ問い合わせたところ海外からのアクセスは遮断している、とのこと。とは言え、関東地方からの接続なのになんで?と思っていましたが、以下回答。
NURO回線につきましては過去に海外国籍であったIPアドレスを日本国籍に移設し提供している場合がございます。
そのため、IPアドレスによっては弊社ネットワーク機器側で海外IPと判定され遮断される場合がございます。
リモートデスクトップ接続ができない場合はサポートへ問い合わせてみてください。わかりやすく説明してくれます。
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Winserver VPSをオススメする人:まとめ

Winserver VPSの評判・口コミとレビューをご紹介しました。
最後にウィンサーバーがおすすめの人を記載します。
- FXで自動売買をやりたい(スマホしかない人は特におすすめ)
- テレワーク利用をしたい
- プライベートサーバーを立てたい
- 共用のサーバーを立ててファイル共有などをしたい
- サポートが充実しているVPSを使いたい
Winserver VPSはVPSサービスが細かく設定されているので個人・法人ともに用途で選びやすいサーバーです。
サーバーサービスを展開している企業は沢山ある中でWinserver VPSはサポートがとても丁寧と評判です。
また、申し込み前のユーザーに対しても相談に乗ってもらえるので、プラン選びや契約期間などでお悩みなら公式サポートに直接問い合わせてみてはいかがでしょうか。
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