自作ゲームサーバーを立てることで仲間うちで下マルチプレイを楽しむことができます。
MinecraftやRust、Valheimなどお金をかけずにマルチプレイが楽しめるのは自作ゲームサーバーならでは。
この記事では自作ゲームサーバーで立てるときのメリットやデメリットについて解説します。
ゲームサーバーを自作するのに必要なスペックや運用費
ゲームサーバーを自作するには、パソコンとサーバーの違いを知っておく必要があります。
パソコンとサーバーの違い
- パソコンはおもに人間が作業をするために使うモノ
- サーバーはデータなどを集中的に管理・保存するもの
そのため、サーバー機器はいつでもパソコンがアクセスできるように24時間稼働することを前提に作られています。また壊れないことも前提に。そのため、非常に高価。
パソコンは24時間動かすことを考えられていないので、サーバーよりも安価に入手可能。
最近のパソコンはとても高性能になっていてサーバーとして動かすことも可能ですが、24時間稼働すること、壊れないことが前提にないのでトラブル発生時の対応は致命的。
サーバーは壊れることも考慮されているので、故障個所をサーバーが稼働中でも交換することが可能になっています。
ただ、どちらも部品が壊れたら交換することには変わりはありません。そのため、自作ゲームサーバーを運営していくためにはとてもお金がかかります。
サーバー運用で何が一番大事か
サーバー運用で何が一番大事か。それはメモリ容量。
CPU処理能力が高くてもメモリが少なければ、ディスクへのアクセスが増えてしまい、処理が遅くなります。
データ側も同じで、扱うデータが膨大になるとメモリ⇒ディスクと移動を繰り返すので、処理が遅くなります。
メモリは多い方が無難です。
ただ多すぎても持て余してしまうだけですので、利用人数やゲームが要求しているサーバースペックなどを考慮してメモリを用意する必要があります。
自作サーバーと完成品のサーバーにかかる初期費用と運用コストはどれぐらい?
自作ゲームサーバーを作って運営をしていくにはいくらかかるか、シミュレーションしてみました。
サーバー代【完成品】
代用的なDELLのサーバー製品でおよそ20万円。

サーバー代【自作】
CPU、メモリ、HDD(またはSSD)、ケース、電源、マザーボードの購入が必要。
上を見ればキリはないがひとつひとつのパーツの平均的な価格は2万円~5万円ほど。
特にCPUは上を見れば数十万円はします。
メモリはバルク品などで安く購入することもできますが、不安定な製品もあり、買い直しなど面倒な場合も…。
結果として、パーツのコストを下げてしまうと低性能なサーバーが出来上がるので、予算が許す限りは高性能なパーツを揃えたいです。
最低でも、10万円、中規模で20万円、ハイエンドにしようとすると50万円以上と自作にしろ、完成品にしろサーバーは自作は楽しいですが、初期投資額がかなり大きいです。
この時点で「予算的に無理…」という場合がほとんど…。
運用コスト(電気代)
サーバーは立てただけでは動きません。電気を24時間入れておく必要があります。
たとえば、消費電力:100W、電力単価:36円/kWh(2023年6月1日以降)とすると、100W×24時間×30日×36円/kWh=2,592円となります。
自作ゲームサーバーの運営だけで毎月2,592円がかかることになります。
また、サーバーが壊れたときの部品交換代…。マルチプレイを楽しむためとはいえ、個人運営では金銭的な負担が高いことが一目瞭然です
VPSというサーバーを借りるという選択肢もあり
ゲームサーバーを立てるときは色々気持ちも高ぶりいろんなことをやってみたい気持ちがとても強いときだったりします。
ただゲームは飽きることを考えると自宅でサーバーを立てるより、VPSというサービスを月額500円程度で借りてしまうという手もあります。
ゲームサーバー向け有名どころのVPSを3つ紹介
ちょっと自作ゲームサーバーよりVPSが気になるならこの3つが人気です。
おすすめ度 | |||
---|---|---|---|
サーバー | ![]() | ![]() Xserver VPS for Game | ![]() ConoHa for Game |
最低利用期間 | 3日 | 1ヵ月 | 1ヵ月 |
プラン例 | 2GB~ | 2GB~ | 2GB~ |
月額料金 | 438円 (3日の場合) | 664円 (36カ月契約の場合) | 1,756円 (36カ月契約の場合) |
詳細ボタン | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
Xserver GAMEs

4人以下で遊ぶ場合、3日から契約することが可能です。もし3日以上遊ぶのであれば、以下のように契約期間が倍になる30日以上※で契約しましょう。
※60日が30日の料金で遊べます。

XServer GAMEsはとにかく無駄を排除したゲームサーバーで利用のための申し込みをするだけでサーバーが立てられます。

\ 詳細を見る /
XServer for GAME

4人以下で遊ぶ場合、月額664円~で遊べます。
申し込み時にアプリケーションを選ぶなどXServer GAMEsとは異なり若干の操作が必要になりますが、その分サーバーをカスタマイズできる点が嬉しいです。
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ConoHa for Game

ConoHa for Gameの魅力はキャンペーンでの割引価格。すごいときは70%以上の割引になります。
その変わり、契約更新時の価格もしっかりと確認しておく必要があります。
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ゲームサーバーの自作も良いが商業レベルのサーバーを借りる手も

自作ゲームサーバーのリアルとVPSという専用のサーバーについて説明をしました。
快適さを重視するなら、はっきり言ってVPSでしょう。ただ、自作ゲームサーバーを運用するという感覚はあまり感じられない点はデメリット。
ただ、コストで考えると商用レベルのサーバーを月500円程度で使えるならゲームサーバーを作ってしまうより、ゲームが飽きた時のことを考えるとVPSのほうがよいのでは。
おすすめ度 | |||
---|---|---|---|
サーバー | ![]() | ![]() Xserver VPS for Game | ![]() ConoHa for Game |
最低利用期間 | 3日 | 1ヵ月 | 1ヵ月 |
プラン例 | 2GB~ | 2GB~ | 2GB~ |
月額料金 | 438円 (3日の場合) | 664円 (36カ月契約の場合) | 1,756円 (36カ月契約の場合) |
詳細ボタン | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |