
MT4をVPSで動かすなら、メモリは何GB必要なのか?
FX自動売買を始めるとき、多くの人がここで迷います。
- できるだけコストは抑えたい
- でも、メモリ不足でEAが止まるのは怖い
- 2GBで本当に足りるのか不安
結論から言うと、MT4を1つ動かすだけなら、VPSは2GBプランで十分です。
ただし――
使い方を間違えると「2GBでは足りないケース」も確実に存在します。
実際、こんなトラブルが
- 「一番安いプランを選んだらMT4が重くなった」
- 「EAが止まっていたことに気づかなかった」
重要なのは、あなたの運用スタイルに合ったメモリ容量を選ぶこと。
この記事では、
- MT4に必要なVPSメモリ容量の目安
- 2GBで問題ない人/足りなくなる人の違い
- 無駄なコストをかけずに安定運用する考え方
上記について初心者にも分かりやすく解説します。
まずは、あなたの環境で必要なVPSメモリ容量を確認してみてください。
※ 本記事は、特定のVPSプランを無理におすすめする内容ではありません。実際の運用環境(MT4の数・EA・インジケーター)によって必要なメモリ容量は変わります。この記事では、無駄なコストをかけずに、安定運用するための判断基準をお伝えしています。
この記事でわかること
あなたに最適なVPSメモリ容量は?
MT4に必要なVPSメモリ容量は、使い方次第で大きく変わります。
以下の質問に答えるだけで、あなたに合ったVPSプランの目安が分かります。
Q1. MT4はいくつ同時に起動しますか?
- 1つだけ
- 2〜3つ
- 4つ以上
Q2. EAやインジケーターの数は?
- 最低限(EA1〜2個)
- 普通(EA+複数インジケーター)
- 多い(複数EA・重めのインジ)
Q3. 運用スタイルは?
- 複数通貨ペア・長期運用
- まずはお試し・初心者
- 本運用で安定重視
診断結果|おすすめメモリ容量
上記の質問からあなたにおすすめの診断結果を解説します。
2GBプランでOKな人
- MT4:1つ
- EA・インジケーター:少なめ
- まずはFX自動売買を試したい初心者
2GBプランは最もコスパが良く、初心者向け!
初心者の方は、まずは2GBプランで十分です。
MT4を1つ動かすだけなら、無駄なコストをかける必要はありません。
無料期間中に実際の動作を確認できるVPSなら、「足りなかったらどうしよう…」という不安もありません。
VPSは後からプラン変更できることがほとんどです。
「迷ったら小さく始める」これが一番失敗しにくい選び方です。
4GB以上がおすすめな人
- MT4:2〜3つ以上
- EAやインジケーターを複数使用
- 「止まるリスク」を極力減らしたい
MT4を複数動かすなら、メモリ不足によるフリーズや遅延が一番のリスクです。
少し余裕のある4GB以上を選ぶことで、EA停止の不安を大きく減らせます。
8GB以上を検討すべき人
- MT4:4つ以上
- 複数EA・複数口座運用
- VPSを長期・本格的に使う予定
複数EA・複数通貨ペアを同時に回すなら、VPSの余力=安定性です。
後から乗り換える手間を考えると、最初から余裕のある構成を選ぶのも一つの正解です。
FX自動売買VPSで必要なメモリ容量の目安ってどれぐらい?
松本 葵上の動画はわたしが実際にXServer VPSの2GBプランでFX自動売買を動作させているものになります。参考にしてみてくださいね!
FX(MT4)をVPSで動かすために必要なスペック(目安)はおよそ1GBです。使うインジケーターの数やチャートの表示数でメモリの消費方法は変わってきます。
MT4はひとつ起動するとおよそ130MBのメモリを消費します。ただしこれは素の状態。
下の画像はMT4を2つ動かしている場合のメモリ消費量を表示したものです。

メモリの使用状況を拡大したものがこちら。MT4/MT5はterminal.exeと表示されます。

上の図で使用しているXServer VPSのプランは4GBプランです。
4GBプランなので、最大メモリ量は3927MBと多く表示され使用中は698MBとなりかなり余裕があるように見えます。ただし、1GBプランや2GBプランの場合はすでに性能ギリギリの状況ということがわかります。
今回のMT4は起動しただけの「素の状態」なので、メモリの使用量は少なくCPU使用率もかなり余裕があります。
当然、日々運用していくことでデータも大きくなりメモリ使用量、HDD使用量も増えていきます。
ちなみにMT4を使い込んでいる時のメモリの使用率(RSSの部分)はご覧のとおり。ここまで来てしまうとMT4自体は動きますがなにか別の操作(時間軸を変えたとき)をしたときなどMT4の動作は遅くなります。

ちなみに2GBプランや4GBプランのプラン名はそのままVPSで使用できるメモリの量を表していますが、丸々MT4に使えるわけではありません。OSが動くためにもメモリは消費します。
これが1GBプランや2GBプランだとMT4を2個動かすだけでかなり動作が重くなります。2個以上は2GBプランより上のプランをおすすめします。
プログラムは本来メモリに置かれているものが処理されます。
メモリ消費が多くなると一度SSD(HDD)に退避して必要なプログラムをSSDからメモリに置き、また必要がなくなったらSSDに退避することを繰り返します。
ひとつの結論としてMT4やMT5ひとつだけでFX自動売買するなら2GBプランで問題ありません。
松本 葵実際、わたしもXServer VPSの2GBプランを使って、MT5でFX自動売買をしています!長年使っていますが、不便に感じたこともありませんよ。
プランの選び方のイメージとしては「2個~3個MT4を動かすなら4GBプラン」という感じでいいですよ。
VPSでMT4を使う【推奨するスペック(メモリプラン)をご案内】
MT4は動かし始めこそメモリ使用量は少ないですが、時間が経過していくとメモリの使用率は多くなります。
そのため、2GB以上(最低でも1.5GB)のメモリ容量を確保できるプランを契約することがFXを最も効率良く運用・リスク回避に必要な条件だと言えます。
目安となるプランとMT4の個数を表にまとめました。
松本 葵あなたが契約したいと思っているVPSのプランと照らし合わせてみてくださいね。
| プラン | 512MB | 1GB | 1.5GB | 2GB | 3GB | 4GB |
|---|---|---|---|---|---|---|
| MT4の数 | 非推奨 | 非推奨 | 1個 | 1個 | 2個 | 3個 |
| プラン | 5GB | 8GB | 10GB | 16GB | 32GB | 64GB |
|---|---|---|---|---|---|---|
| MT4の数 | 4個 | 6個 | 8個 | 14個 | 20個 | 40個 |
上記はあくまでも理論値になり、EAやインジケーターの使い方で大きく変わってきますので、まずは小さいプランからMT4をテストしながら使ってください。重いと感じたらプランアップをすればOKです。
ほとんどのVPSではプランの変更が可能です。例えば2GBプランから4GBプランへ変えることはすぐにできます。
ただし、下位プランに戻すことができないVPSもほとんどなので、小さいプランからMT4をテストすることをおすすめします。
XServer VPSでは4GBプランまでという上限はありますが、4日間フル機能を無料で使うことができます。
松本 葵本契約も不要でフル機能が試せるので、お金をかけずに動作確認ができる点で安心感があります。利用者も増えていると聞いています。
MT4やMT5を動かすうえでの注意点
注意点としてはひとつのVPSにMT4を入れ過ぎないこと。
VPSを動かしているサーバー自体が壊れることはありませんが、メモリを多く消費しているとVPSが固まってしまう危険性が高まります。
表では理論値としてMT4の数を紹介していますが、多くても8GBプランが無難。
それ以上動かしたい場合はもうひとつVPSを契約してMT4を運用することでさらに安全性を確保できます。
XServer VPSにMT4やMT5を設定する方法
下記の記事で詳細を説明していますので、ご参考にしてください。
あわせて読みたい


XServer VPSのLinuxにMT4をインストールする方法【Ubuntu】
LinuxでMT4やMT5を運用している方はたくさんいらっしゃいます。快適に動くし、わたしもXServer VPSのLinuxでFXを運用してますよ! この記事は、XServer VPS(Ubuntu)に…
FX自動売買(MT4/MT5)をVPSで使うなら2GBプランから:まとめ

VPSでFX(MT4)を動かすなら最低スペックは1.5GBのメモリ容量は欲しいです。
MT4は運用はじめの頃はそれほどメモリ消費は目立ちませんが、インジケーターや運用時間が長くなるとメモリ消費も多くなります。
目安となるプランとMT4の個数を表にまとめました。
| プラン | 512MB | 1GB | 1.5GB | 2GB | 3GB | 4GB |
|---|---|---|---|---|---|---|
| MT4の数 | 非推奨 | 非推奨 | 1個 | 1個 | 2個 | 3個 |
| プラン | 5GB | 8GB | 10GB | 16GB | 32GB | 64GB |
|---|---|---|---|---|---|---|
| MT4の数 | 4個 | 6個 | 8個 | 14個 | 20個 | 40個 |
上記はあくまでも理論値になり、EAやインジケーターの使い方で大きく変わってきますので、まずは小さいプランを選べば良いです。
ほとんどのVPSではプランの変更が可能です。例えば2GBプランから4GBプランへ変えることはすぐにできます。MT4など再設定する必要もないのでご安心を。
ただし、下位プランに戻すことができないVPSもほとんどなので、小さいプランからMT4をテストすることをおすすめします。
もうひとつの注意点としてはひとつのVPSにMT4を入れ過ぎないこと。
VPSを動かしているサーバー自体が壊れることはありませんが、メモリを多く消費しているとVPSが固まってしまう危険性が高まります。
表では理論値としてMT4の数を紹介していますが、多くても8GBプランが無難。それ以上動かしたい場合はもうひとつVPSを契約してMT4を運用することでさらに安全性を確保できます。
松本 葵XServer VPSは4GBプランまでなら4日間無料で試せるので、まずは公式サイトをご確認ください。
FX自動売買に関する悩みを解決します!
このようなお悩み…ありませんか?

パソコンでMT4を使ってるけど、VPSで使えるようにしたい。でも今使ってるMT4の再設定とかどうしたらいいんだろう…。

スマホしか持ってないんだけどFXで自動売買をやりたい!!
パソコンからVPSに引っ越す場合、スマホしか持ってない場合、どうすればいいか悩みますよね…。
ENGI WORKSでは、ココナラにてサービスを提供しておりますので、ぜひご覧になってみてください!
相談だけでもOKですよ。
VPSにMT4や自動売買を設定してスマホから使いたい!
ココナラ


MT4/MT5向けVPSの立ち上げをお手伝いします MT4/MT5をVPSに構築します。EA設定もOK | ココナラ
システムエンジニア・ネットワークエンジニアである私が長年のノウハウを活かし、新規契約したVPSへ自動売買で必要となるMT4/MT5のインストールとEA設定を代行…
PCのMT4データをVPSに引っ越したい!
ココナラ


お使いのPCからVPSにMT4のデータを移動します FX自動売買利用のMT4のデータをVPSへ移動【引越し用】 | ココ…
下記のようなお悩みの方ご相談ください。・WindowsパソコンからVPSにMT4を移行したいけど、やりかたがわからない。・VPSからもっと良いVPSに移行したい…
【重要】VPS新規契約を考えてるあなたへ
VPS新規契約者のかたはココナラにて9000円相当のサービスを「ワンコイン(500円)」で実施!MT4/MT5の新規構築・データ移行を格安で!
利用条件は下記となります。条件をよくお読みになり、「お問い合わせ」からご連絡をください。
- 新規VPSの申し込みからVPSを使ったFX自動売買を行う場合の方
- すでにVPS利用のかたは以下の「リンク一覧」から新規に契約していただく必要があります。
- 以下の「リンク一覧」から申し込みたいサービスをクリックし、申し込みをしていただける方
- 指定のリンクから申し込む際、「クリックしたおおよその時間」「サービス名」「ココナラで利用する際の名前」を「お問い合わせ」からご連絡いただける方
- クリックした時間やサービス名、名前が異なるとワンコインサービスが受けられない場合があります。クリックした時間は5分単位で構いません。
- 利用できるサービスは「MT4/MT5の新規設定」、「MT4/MT5のデータ移行」もしくは「両方」です。
松本 葵ココナラ新規登録される場合は、招待コード「SY0KKV」を入れてユーザー登録してください。1000ptがもらえ実質無料になります!
リンク一覧
リンク一覧
- お名前.comデスクトップクラウド【一番人気】【Windows】
- シンクラウドデスクトップ for FX【約定最速級】【Windows】
- シンVPS【約定最速級】【Linux】【格安】
- Xserver VPS【約定最速級】【Linux】【格安】
- Xserver VPS for Windows Server【Windows】
申し込む
ログイン
0 Comments
最も古い








