
VPSって、FX自動売買をやるなら必須って聞くけど…実際、メモリ容量ってどれくらい必要なの?



VPSのプラン選びで迷ってるんだけど、MT4ってどれぐらいメモリを使うのかな?
あなたはこんな疑問やモヤモヤ、不安を抱えていませんか?
私自身、はじめてVPSを選ぶとき「1GBで大丈夫なの?」「もっと多い方が安心?」とたくさん調べて迷った経験があります。
この記事では、「MT4を使ったFX自動売買なら、2GBのメモリでほぼ十分」――
そう言い切れる理由を、専門家の視点と実際の運用データをもとにやさしく解説します。
FX自動売買VPSで必要なメモリ容量の目安ってどれぐらい?
FX(MT4)をVPSで動かすために必要なスペック(目安)はおよそ1GBです。使うインジケーターの数やチャートの表示数でメモリの消費方法は変わってきます。
MT4はひとつ起動するとおよそ130MBのメモリを消費します。ただしこれは素の状態。
下の画像はMT4を2つ動かしている場合のメモリ消費量を表示したものです。


メモリの使用状況を拡大したものがこちら。MT4/MT5はterminal.exeと表示されます。


上の図で使用しているVPSのプランはXserver VPSの4GBプランです。4GBプランなので、最大メモリ量は3927MBと多く表示され使用中は698MBとなりかなり余裕があるように見えます。ただし、1GBプランや2GBプランの場合はすでに性能ギリギリの状況ということがわかります。
今回のMT4は起動しただけの「素の状態」なので、メモリの使用量は少なくCPU使用率もかなり余裕があります。
当然、日々運用していくことでデータも大きくなりメモリ使用量、HDD使用量も増えていきます。
ちなみにMT4を使い込んでいる時のメモリの使用率(RSSの部分)はご覧のとおり。ここまで来てしまうとMT4自体は動きますがなにか別の操作(時間軸を変えたとき)をしたときなどMT4の動作は遅くなります。


ちなみに2GBプランや4GBプランのプラン名はそのままVPSで使用できるメモリの量を表していますが、丸々MT4に使えるわけではありません。OSが動くためにもメモリは消費します。
これが1GBプランや2GBプランだとMT4を2個動かすだけでかなり動作が重くなります。2個以上は2GBプランより上のプランをおすすめします。
プログラムは本来メモリに置かれているものが処理されます。
メモリ消費が多くなると一度SSD(HDD)に退避して必要なプログラムをSSDからメモリに置き、また必要がなくなったらSSDに退避することを繰り返します。これがMT4の処理が重くなる原因のひとつです。
1GBプランや2GBプランで契約するならMT4/MT5の数は1つが無難です。
VPSでMT4を使う【推奨するスペック(メモリプラン)をご案内】
MT4は動かし始めこそメモリ使用量は少ないですが、時間が経過していくとメモリの使用率は多くなります。
そのため、2GB以上(最低でも1.5GB)のメモリ容量を確保できるプランを契約することがFXを最も効率良く運用・リスク回避に必要な条件だと言えます。
目安となるプランとMT4の個数を表にまとめました。



あなたが契約したいと思っているVPSのプランと照らし合わせてみてくださいね。
プラン | 512MB | 1GB | 1.5GB | 2GB | 3GB | 4GB |
---|---|---|---|---|---|---|
MT4の数 | 非推奨 | 非推奨 | 1個 | 1個 | 2個 | 3個 |
プラン | 5GB | 8GB | 10GB | 16GB | 32GB | 64GB |
---|---|---|---|---|---|---|
MT4の数 | 4個 | 6個 | 8個 | 14個 | 20個 | 40個 |
上記はあくまでも理論値になり、EAやインジケーターの使い方で大きく変わってきますので、まずは小さいプランからMT4をテストしながら使ってください。重いと感じたらプランアップをすればOKです。
ほとんどのVPSではプランの変更が可能です。例えば2GBプランから4GBプランへ変えることはすぐにできます。
ただし、下位プランに戻すことができないVPSもほとんどなので、小さいプランからMT4をテストすることをおすすめします。
もうひとつの注意点としてはひとつのVPSにMT4を入れ過ぎないこと。
VPSを動かしているサーバー自体が壊れることはありませんが、メモリを多く消費しているとVPSが固まってしまう危険性が高まります。
表では理論値としてMT4の数を紹介していますが、多くても8GBプランが無難。
それ以上動かしたい場合はもうひとつVPSを契約してMT4を運用することでさらに安全性を確保できます。
リスク回避は重要!FX経験者ならリスク回避の重要性はわかっていますよね!
FX(MT4)をVPSで複数起動するなら最低スペックの目安は2GBプラン:まとめ


VPSでFX(MT4)を動かすなら最低スペックは1.5GBのメモリ容量は欲しいです。
MT4は運用はじめの頃はそれほどメモリ消費は目立ちませんが、インジケーターや運用時間が長くなるとメモリ消費も多くなります。
目安となるプランとMT4の個数を表にまとめました。
プラン | 512MB | 1GB | 1.5GB | 2GB | 3GB | 4GB |
---|---|---|---|---|---|---|
MT4の数 | 非推奨 | 非推奨 | 1個 | 1個 | 2個 | 3個 |
プラン | 5GB | 8GB | 10GB | 16GB | 32GB | 64GB |
---|---|---|---|---|---|---|
MT4の数 | 4個 | 6個 | 8個 | 14個 | 20個 | 40個 |
上記はあくまでも理論値になり、EAやインジケーターの使い方で大きく変わってきますので、まずは小さいプランを選べば良いです。
ほとんどのVPSではプランの変更が可能です。例えば2GBプランから4GBプランへ変えることはすぐにできます。MT4など再設定する必要もないのでご安心を。
ただし、下位プランに戻すことができないVPSもほとんどなので、小さいプランからMT4をテストすることをおすすめします。
もうひとつの注意点としてはひとつのVPSにMT4を入れ過ぎないこと。これも重要。
VPSを動かしているサーバー自体が壊れることはありませんが、メモリを多く消費しているとVPSが固まってしまう危険性が高まります。
表では理論値としてMT4の数を紹介していますが、多くても8GBプランが無難。それ以上動かしたい場合はもうひとつVPSを契約してMT4を運用することでさらに安全性を確保できます。
動かしたいMT4の数を基準にVPSを選んでみてください。


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